漢字で四季を感じる絵巻(樹木の名前に興味ある方へ)
木偏に春[木+春]はよくご存じの椿(ツバキ)です。花を付ける時期によって(夏椿、寒椿、藪椿)、花の色・形によって様々な種類があります。
椿
木へんに夏[木+夏]は榎(エノキ)です。オオムラサキ、タマムシが卵を産みにやってきます。花は地味ですが秋には赤い小さな実を付け、冬には鳥たちの格好の餌になります。
榎
木へんに秋[木+秋]は楸(ヒサギ、久木とも書きます)です。アカメガシワ(赤芽柏)またはキササゲ(木大角豆)の古名で、大木は碁盤の材料になります。
楸
木へんに冬は柊(ヒイラギ)葉が尖っているので生け垣などに使われます。このような可憐な花を付けることは意外と知られていません。クリスマスの飾り付けに使われるのはセイヨウヒイラギです。
柊
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