隣戸間の騒音への対応

(隣戸からの騒音)

 基本的には、隣戸間の遮音性能のグレードが高い住戸が推奨されます。戸境壁の構造を確認し、どの程度の遮音性能を有しているかを確認するのが望ましいです。
この程度なら眠れるな!

(大きな音が発生する可能性がある共用施設に隣接する住戸)

 音楽練習室、集会場、スポーツジム等がある場合は、隣接する住戸と十分な遮音構造が採用されているかを確認しましょう。また、運用方法(使用できる楽器の種類や利用時間帯等)を確認し、騒音が懸念される場合は隣接する住戸は避けるのが望ましいでしょう。


                         寝られるかどうかは重要!

そのような時に  

 騒音が気になる方は、大きな音が発生する可能性がある共用施設に隣接する住戸は避けるのが望ましいでしょう。


  残念だけど・・・
ここは選べないわ・・・
         

 「上に上あり下に下あり」 諺の使い方は間違っていますが上下階からの音にも気をつけましょう

床衝撃音への対応

 基本的には、床衝撃音遮断性能のグレードが高い住戸が推奨されます。

○外廊下式の集合住宅では、歩行音が室内へ伝搬することがあります。歩行音の低減用にクッション性のある仕上げ材を使用しているかを確認しましょう。


歩行音が小さくなる

○寝室の真上に浴室が配置される住戸では、直上階の浴室使用時にシャンプーボトル等の落下音が聞こえる場合があります。浴室が防振支持されていることを確認して、防振されていない場合は、寝室の真上に浴室が配置される住戸は避けるのが望ましいでしょう。

 あっ、シャワーヘッドが落ちるっ!

○ 中間階に住民の交流のための共用施設が配置されている場合には、直下住戸へ床衝撃音が発生することがあるので、特別配慮された設計仕様になっているか確認しましょう。

    直下階は大変です


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